コラム

2019.09.07更新

8月末にジョンソンエンドジョンソン様主催によるアニマルラボが福島県郡山市にて開催されました!
1泊2日の合宿形態で、当科から柳澤先生、大林先生、自分、高橋先生、阪中先生、宮島先生、大塚先生が参加。我孫子東邦病院より藤尾圭先生、堀俊介先生がご参加。当院研修医の福田先生、高見澤先生がご参加で、ワイワイ楽しく学習できました!
泊りがけの合宿形態なのは、ラボのスケジュールが早朝からなので前日入りが前提となっているからなのです。決して享楽が目的というわけではございません(重要)

初日に新幹線で郡山の旅館に移動。
四季彩一力様はトップクラスの旅館で、景観、サービス、衛生、温泉、食事、すべてが最高峰でした。本当にありがとうございました。
スケジュールの確認を行い、食事に舌鼓を打ち、温泉を堪能したら、あとは英気を養って翌日に臨むだけです。
…いや、このメンバーでそれだけで済むわけがなく、修学旅行ノリでみんなでお酒とお菓子をつまみつつカードゲームに興じてしまうわけですね。枕投げが始まらなくて本当に良かった…
宮島先生が先祖還りしたり、高見澤先生が肉体美を披露したり、大林先生が奥様と超ラブラブだったり、宮島先生が先祖還りしたり、柳澤先生がパリピだったり、宮島先生が先祖還りしたり…マジで落ち着けお前ら。

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気を取り直して二日目。最高の旅館に名残惜しさを感じつつも、ラボに移動し腹腔鏡トレーニング開始です。
ジョンソンエンドジョンソン様の講義を拝聴し、術衣に着替えて手術室に移動。
広い手術室には我々以外にも多くの施設から先生方がいらっしゃっており、真剣にトレーニングに励んでおられました。静かながら情熱的な空気が充満しており、心地よい緊張感で身が引き締まります。
藤尾先生、柳澤先生、大林先生をファカルティとして3チームに分け、それぞれのブースで研磨に励みました。藤尾先生監督の下、ベテランチーム(自分、高橋先生)は一般的な腎部分切除術の手技向上に加え、トラブルシューティングについての技術を勉強しました。大林先生監督の下、若手チーム(大塚先生、福田先生、高見澤先生)のブースは基本的な技術についての研磨をしっかり行っており、全体的に非常に牧歌的な雰囲気が漂っておりました。柳澤先生監督下での中堅チーム(阪中先生、堀先生、宮島先生)も基本的な技術向上をメインにトラブルシューティングも練習しており、もっとも熱気が立ち込めていて宮島先生が先祖還りから戻っていないんじゃないかと思わんばかりに気合の入った掛け声がラボに響き渡っておりました
何はともあれ無事に全グループレッスン終了。非常に満足度の高い研磨が行えたと感じました! どの先生方もみな満ち足りた笑顔をされており、いかにこの実習がクオリティの高い企画であったかを実感いたしました。「また参加したい!」と全員が一様に感じられた合宿であり、本当に最高の2日間でした!
ジョンソンエンドジョンソン様、本当にありがとうございました!

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定期的に行われているイベントですので、改めて別の機会も参加させていただきたく存じます。
また何卒よしなに☆

2019.08.19更新

ついついサボってしまったブログですが、活動は精力的に行っているのですよ? ほ、本当だぞ?
ということで、先月大阪で開催されたイベントについてのレポートを阪中先生が記してくださいました!
以下本文です。

お久しぶりです。
2回目の投稿になります、阪中 啓吾です。
7月20日に大阪で行われたJKONG(慈恵医大、京大、大阪市立大、長崎大、がん研有明)研
修会に参加させていただいたので報告いたします。
和歌山出身で、浪人時代の苦渋を1年過ごした大阪での医師として参加できる研究会は感
慨深いものでありました。
JKONG研修会は若手医師が主の腹腔鏡に関しての勉強会および交流会で割とまじめな会で
す。
国公立大学に頭脳で劣るのは明白であり、何かを勘違いした私、阪中は見た目だけは負け
たくないと関西人根性が発動し、白スーツを仕立てました。

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研修会には柏病院からは我らが三木部長、私、佐野先生、関連施設からは松川先生(第三病
院勤務)、江井先生(厚木市立病院勤務)、渡辺先生(本院勤務)が参加しました。
研修会ではHands on trainingがまず開催され、腎部分切除、腸管吻合を練習しました。い
つもハイパーでお馴染み佐野先生はこの日はさらに精力的で凄まじい力を発揮しておりま
した。

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ETHICONさん主催ということもありHands on trainingではハーモニック、自動吻合機を使
わせて頂き、非常に使いやすく、今後もぜひ使っていきたいと考えております。
Hands on training終了後は腹腔鏡下腎摘術に関しての研修会です。

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私、阪中ついに出番です。意図した通り、誰よりも目立ち、異色を放っており、異様な空
気が会場を漂う中、発表させて頂きました。発表タイトルは「JKONG俺の腎摘~こんな上
司は嫌だ~」です。
かなり攻めたタイトルですが、決して上司をディスる内容ではありません(笑)。
各施設の若手医師から腹腔鏡下腎摘術に関しての現時点での到達度や、指導医に求めるこ
と、今後さらにより安全で完成度の高い手術を患者さんに提供するにはどうしていくべき
か、等の内容です。
内容はいたって真面目、そう、、完全に出落ちパターンです。
致し方なし、、、(笑)

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研修会後は情報交換会(交流会)に参加させて頂きました。
こんな見た目をしていたため各施設の先生方からすぐに覚えていただき、お声をかけて頂
けました。様々なお話を聞くことができ、多施設での同世代の現状を聞くことが非常に有
意義な時間を過ごすことができました。

また、私事ではございますが、初の名刺交換を完遂させて頂きました。
医師6年目、30歳にして名刺を持っていなかった私ですが、それを見かねた三木部長は柏
病院赴任後たった3ヶ月で私のために名刺を作ってくれました。心温まるご厚意に深く感
謝しております。
その名刺で名刺交換童貞を30歳、卒業させて頂きました。大人の階段を一歩登れたような
気がしております。(TPOにあった服を着ず、会に参加してる奴が何を言ってるんだという
気がしますが、、(笑))
三木部長、刺激的な大阪でのJKONG研修会に参加させていただいたこと誠に感謝しており
ます。
以上!
それでは皆さん、よしなに。
阪中 啓吾

…いや、誰だお前。どう見ても不審者です。本当にありがとうございました。

こんな我々ですが、今後ともよしなに!

2019.07.17更新

外科系連合学会にて金沢へ参りました!

佐野先生が学会記をくださいましたため掲載いたします!

以下本文です。

 

 

佐野です。
今回、三木部長と田中晴郎先生(以下田中S先生)が6月19日〜21日に金沢で開催されました日本外科系連合学会で発表されるということで、その勇姿を目に焼き付けるべく、私と研修医の福田みづき先生、成田ちさと先生も参加してきましたので御報告申し上げます。
私と三木部長は6月19日の朝9時に東京駅に集合しました。三木部長の発表は翌日なのに、です。これは我々二人には金沢でやるべきことがあったからです。それは後ほどわかります。
三木部長と二人旅だったので満足していただこうとあれこれオモテナシを考えていたのですが、それは初っ端から崩れ落ちました。良かれと思ってやったことなのですが、私は自分と三木部長との新幹線の席を離して取ったのです。気を遣わせまいようにと、お仕事に集中していただこうと。この粗相は瞬時に泌尿器科LINEに流されました。チケットの写真付きで。三木部長の寂しそうな顔は忘れられません。ちなみに新幹線の中での会話はLINEでやりとりしました笑。
この緊張のやりとりの中、かなりエネルギーを消費したので金沢に着いたらすぐに昼食を摂ることとなり、金沢といえばお寿司!ということで、『まいもん寿司 本店』という有名な回転寿司に向かいました。回っているお寿司には目もくれず、大将に注文しまくり。とにかく全てが美味しく、中でも炙りのど黒は絶品!口の中でとろける!サイコー!
お腹をお寿司で満たしたら、とうとう私と三木部長の前々からの計画の実行に移ります。
そう、それは「サウナ」です。
サウナ好きの私がその魅力について語ったところ三木部長からぜひ行きたいとのお言葉をいただいたので今回このような形となりました。
向かったのは『ゆめの湯』。
サウナ93℃、水風呂16℃まずまずの環境。我々はサウナ12分、水風呂3分、休憩20分を1セット、計3セット行いました。ここが何より素晴らしかったのがヒノキの上で横になって外気浴ができるところです。空は青空、風が本当に気持ちいい。三木部長のトロけるような寝顔は忘れません。しかも全裸。写真がないのが残念です。
サウナ後のキンキンに冷えたレモンサワーはもうこの上ない極上のひと時でした。これからは皆さんもぜひ。
完全に整ったところで、夕飯に移ります。田中S先生と奥様が予約してくれた『鮨処 あいじ』。海鮮料理、お寿司のコース料理。どれもが絶品。全てを余すことなくたいらげました。御馳走様でした!
夕食後は3人でBARで遅くまで語り合い(何についてかは不明)、金沢駅に研修医2人をお迎えに。その前に有名な鼓門前でパシャり。田中S先生の奇跡の一枚が生まれました。
次の日が本番。午前中(8時半頃)に三木部長が「泌尿器癌における膜解剖とリンパ流に基づいた骨盤内リンパ節郭清」、夕方に田中S先生が「当院における腎腫瘍に対する経皮的腎凍結療法の治療成績」について発表されました。内容はあまり覚えていませんが、会場にいた全ての人を唸らせていたのは間違いありません。
(実はセッションの合間に私と田中S先生と研修医二人でひがし茶屋街ダブルデートしてました。)
最後になりましたが、今回も学術的報告が一切なく大変申し訳ありません。
三木部長には最高の「オ・モ・テ・ナ・シ」ができたのではないでしょうか。
そう信じております。
それでは皆さん、よしなに。

佐野 貴之

 

 

佐野先生、どうもありがとうございます!

学術面の記載量、すくねー!!

 

…よしなに☆

2019.06.29更新

当科の三木部長と阪中先生が香港に遠征して参りました!
阪中先生は春に赴任した、見た目にインパクトのある心優しきナイスガイです。
そんな阪中先生から報告記を頂きました!
以下本文です。

初めまして。お初にお目にかかります、趣味が日サロ、六本木在住で自宅ではダーツとゴルフパターに精をだしております、泌尿器科スタッフ1年目 阪中啓吾(さかなか けいご)と申します。4月から柏病院に勤務させていただいております。以後、お見知り置きを。
さて今回、香港にあるCUHK Jockey Club Minimally Invasive Surgical Skills CentreにてEndoscopic Workshopに参加すべく6月22日~24日の2泊3日の弾丸旅に行って参りましたのでご報告させて頂きます。

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三木部長と2人旅ということで前日は緊張のあまり寝付くのにかなりの時間を要しました。
そのせいもあり、当日は電車乗車予定時刻の15分前に起床するというかなり際どい一日のスタートとなってしまいました。初日早々から遅刻という粗相はまずいと、あらゆる手段を駆使し、何とか待ち合わせ時刻on timeで空港に到着し三木部長と合流することができましました。
ここからは私、おもてなし精神を遺憾なく発揮する旅の始まりです。
僭越ながら、私レジデント時代に時間を持て余していたためANA修行僧として励み、SFC取得しております影響で、空港ラウンジを使用することができます。
今こそ、それを有効活用すべく、三木部長を先導させていただき空港ラウンジにてフライトまでの待ち時間をゆとりある空間で一緒に過ごさせていただきました。
機内では各々の時間を尊重するため席は離させていただき、三木部長はお仕事を、私は香港での旅のコーディネートに勤しみ、あっという間にフライト4時間が経過し香港到着となりました。昼食はホテルの中華料理を頂きました。メニューが中国語と英語表記あとは料理の写真しか載っておらず、料理の詳細がわからず、やや不安もありましたがどの料理も絶品であり、前菜、肉類、飲茶余すことなく食させていただきました。
午後は香港の諸先生方との夕食会までのフリーな時間がありました。気温30℃以上、湿度70%と高温多湿な季節で私、ここぞとばかりにホテルのプールに向かい、香港の紫外線を全身で感じ、この上ない高揚感を感じるひと時でした。
さて、夕食会/懇親会です。私のおもてなし精神とは裏腹に、コーディネート不足が早速、露呈してしまいました。なんと昼食と同会場で夕食会が行われてしまったのです。
幸いにも、昼食で食べたものと被ることはなかったので何とか難を逃れた感じです。
今回のEndoscopic Workshopで発表される香港、韓国、中国の諸先生方が一同に集まり、夕食会/懇親会が開催されました。
こういった懇親会は初めての経験で、集ったメンバーは一回り以上、上の先生ばかりで緊張しっぱなしでした。英語も全くといってだめな私でしたが、先生方の熱い思いを感じ取れその場を共有できたことに非常に満足しています。

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翌23日、朝から夕までEndoscopic Workshopに参加させていただきました。
項目は大きく分けて3つで、TURBt・TUL・TURPに関することでした。
三木部長はわれらが、柏病院で行っているEn-bloc TURBtについて講演されました。一塊切除での病理診断の正確性、sub-Stageingの重要性を説いており会場中の熱い視線が三木部長に注がれておりました。また、私が関連病院である富士市立中央病院で学んできた深い(強気の)En-bloc TURBtについても触れて頂きました。今後の展望として(強気の)En-bloc TURBtでの深層筋層採取でのT2aに関して膀胱温存の可能性について説いており、場内からはどよめきが起こっていました。
中国では上部消化管腫瘍に対するESDと同等の手段でBT-ESDといった手技を所得しており一塊切除の意義を唱えておりました。
日本ではまだ普及していないEn-bloc TURBtですが、アジアを中心に広めていきたいという諸先生方の強い思いが垣間見れたEndoscopic Workshopでした。
1日みっちり学習し、煮詰まったところで、尖沙咀へ!

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香港といえば、やはり百万ドルの夜景を見ないわけにはいけません。三木部長と、千葉大の坂本先生、私の3人で夜景を見に行ってきました。天気も良く、素晴らしい香港市街の光景を目の当たりにしてきました。男だけで、、、(笑)
三木部長と香港の夜景が拝めるBARで熱い会話を繰り広げられ私の今後進むべき道が少し見えたような気がします。さらなる努力と経験が必要であると再認識できた今回、香港旅でした。

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長々と失礼いたしました。
それでは皆さん、よしなに。
阪中 啓吾

案外普通の報告記で皆様ホッとしたか、物足りなく思われたかどちらかだと思います。
僕は両方感じました。
何はともあれ、アジアでの地盤を着々と築いていく我々です。
今後ともよしなに!

2019.06.11更新

定期的に行われる中国出張の記事でございます。
異動されてしまいましたが、下痢マッチョこと岩谷先生から学会記を頂きました!
以下本文です。



OLYMPUS主催 CYF Road show
中日第三回 軟性膀胱鏡技術交流会

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ご無沙汰しております!
千葉県は柏病院から、北関東の関所、群馬県太田市に異動になった岩谷です!
3月の南京に引き続き、またまた2019年5月30日から6月1日まで、三木部長、柳澤副部長と一緒に中国 安徽省 合肥まで交流会に行ってまいりました!
病院は違えど、こうして継続的に誘っていただき、精力的に活動することができて幸せです。

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会の目的は前回同様のため省略して・・・
>日本では外来診療で普通に使われている軟性膀胱鏡。しかし中国ではそのシェアは10%程度であり、主に硬性膀胱鏡を使用している。
>特に男性では、前立腺部の尿道が狭いこと、そもそも生理的に2回折れ曲がっているところに、麻酔をかけずに硬い棒を突っ込むのは無理がありすぎる。。。
>中国の泌尿器科患者さんの幸せのために、軟性膀胱鏡のメリットを伝え(画質がいい、痛みが少ない、視野が広く死角がない、etc)、普及したい
>国際的な関係をアピールしたい
>美味しい中華料理が食べたい

という各人の様々な思惑が交錯する非常にエキサイティングな交流会でした。

合肥はちょうど上海の西、北京の南に位置する都市で、内陸ながら海鮮の美味しい街として有名です。
北京空港から乗り継ぎ1時間程度のアクセスの良い巨大都市です!
初日は優雅に中華料理を堪能するつもりが、乗り継ぎの空港でまったりしすぎて乗るはずの最終便に乗り遅れてしまい、電車で5時間、到着時には日を跨ぐという最悪の形でスタートしました。

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一晩ぐっすりと寝ていよいよ交流会です。
中国の先生方の発表は
安徽省 合肥市第二人民病院 トン教授による結石破砕や、山東省 山東大学病院 姜先洲教授によるNBIや5-ALAなどのPDDに関するお話をご講演いただきました。

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我らが柏病院は、三木部長が骨盤内リンパ節の系統郭清について、また柳澤副部長はEAUでも発表された、En-block TURに関しての講演をされ、またまた大盛況のうちに会は終了しました。
私は相変わらず、日本の膀胱鏡の権威として紹介していただき、Hands-Onの講師を努めさせていただきました。
中国の先生方はシャイな方が多い印象でしたが、次々と膀胱頸部を見返しては満足そうに微笑んでいました。

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夕食は、こちらも前回同様中国の先生方との交流会です。
前回と違ったのは、まずはビールで!という日本のノリは一蹴され、最初から白酒というとんでもない開演となりました。
また、省によって飲む量、飲み方も異なり、安徽省はなかなかの大酒家のみなさまの様でした。
言葉は伝わらずとも楽しそうにしている安徽省の先生方を見て、やはりお酒もいいものだなあと実感した次第です。(ほどほどに)
また北京大学医学部から毎回通訳をしに来てくれている学生さんが、慈恵の見学に来るということで、思わぬところで交流会の恩恵を受けることもできました!

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中国といえどもとてつもなく広く、各々の土地で一貫した常識が通用しないところもその雄大さを物語っています。
中国という大国の圧倒的な人口や、最先端をいく病院、先生方の圧倒的な経験量は、あらゆる分野でブレイクスルーをもたらすのではないかという予感があります。
そんな期待感と、自分自身が成長していないのではないかという危機感を感じて中国出張は終わりました。
今後は慈恵内でもこの様な貴重な経験を共有していける様になればと思います。

最後にはなりますが、旅の手配や手厚いサポートで貴重な経験をさせてくださったOlympusの方々、また柏病院泌尿器科の皆様、少ない中快く送り出してくれた太田記念病院の相川先生、お誘いいただいた三木先生、柳澤先生に感謝するとともに、これからのみなさまの発展をお祈りして、締めさせていただきます。

ごちゃっとしてとりとめのない内容ですが、どうかお許しください。
今回は下痢マッチョにはなりませんでしたため、頂戴したあだ名は返上させていただきます。

ではみなさま、よしなに。



長文で余すことなく記してくれている。岩谷先生は真面目だなぁ…
なお、今回は岩谷先生ではなく柳澤先生が見事に下痢ひげめがねの称号をゲットしたとのことでした。どれだけ腹が弱いんだよ私たち。

また中国遠征の機会には恵まれそうですね!

では、よしなに~

2019.04.28更新

先週、日本泌尿器科学会総会が名古屋で開催され、大団円で閉幕しました!

大塚先生が学会記を書いてくださいましたので掲載いたします。

以下本文です。

 

 

第107回 日本泌尿器科学会総会に行ってきました!

みなさま、こんにちは、レジデント2年目 大塚崇史と申します。

時が経つのは早いもので、柏に来て半年になりました。日々勉強することばかりで、大変なときもありますが、最高の仲間に恵まれ、とても充実した生活を送っております。

さて、そんなこんなでやって来ました年に一回の一大イベント、日泌総会!
連日夜遅くまでデータ整理に明け暮れた成果をぶちまける時がきました!

我ら慈恵医大柏病院からはスタッフ全員が演題を提出し、とても存在感を発揮できたのではないでしょうか。

僕は木曜日発表、金曜朝帰京のため、田中先生、三木先生の発表しか見れなかったのですが、その他の先生方の発表もとても素晴らしかったと聞いております。

田中先生の腎凍結治療に関する発表に対しては、質問が殺到し、凍結治療に対する世間の関心の高さを感じました。
また、質問に対し堂々と回答する姿はとても印象的でした!

三木先生のセッションでは、座長を穎川教授が務め、白熱した議論が繰り広げられていました。
前立腺全摘の際の拡大リンパ節郭清について、センチネルリンパ節理論も含めとても勉強になる内容でした!
もちろん僕は拡大リンパ節郭清に賛成です。

緊張感のある発表を終え、長い夜が始まりました。普段なかなかお会い出来ない先生方と久しぶりに盃を交わし、とても賑やかな会となりました。
名古屋コーチン、美味でこざいました。

以上簡単ではありますが学会報告でした。
では、よっすよっす〜〜

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よっすよっす~~

大塚先生、ありがとうございました!

ちなみに、総会賞は本院の占部先生が見事に獲得してくださいました。素晴らしいですね~!

ちなみに秋にも学会シーズンがあるので、その準備が始まろうとしております。

請うご期待!

 

よしなによしなに~~

2019.04.08更新

研究会情報でも告知しておりましたが、先月末に長崎で手術研究会が開催されました!

新進気鋭の江井先生が報告記を作成してくれましたので掲載いたします!

以下本文です。

 

 

お初にお目にかかります。
特技はフリースタイルラップ、柏病院泌尿器科・江井と申します。
今回、当科から三木先生、田中晴郎先生、岩谷先生と私、江井。慈恵本院からは木村高弘先生とで、3/29(金)に行われました第1回長崎泌尿器腹腔鏡手術研究会に参加して参りましたので、一寸お時間頂きまして、ご報告差し上げます。

当科三木部長らが中心となり、これまで長崎大の先生方、大阪市大の先生方などにご参加頂き、毎年夏にJ-KONGという手術研究会を行っており、東京・大阪で開催されて来ました。

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中心メンバーの先生方はそのまま、長崎にて春開催されました、J-KONG特別編、といった理解でよろしいでしょうか。

3/29は勤務はお暇頂戴しまして、長崎に昼前に到着致しました。レンタカーを借り、空港から長崎市街へ行き、長崎のランドマーク・めがね橋近くにある「銀屋町 まさる」というお寿司屋さんでお昼を頂きました。

慈恵医大泌尿器科に入局してからというもの、九州に来る機会はこれまで3度あるのですが、毎回厚めに切られた刺身と甘い醤油に癒やされます。
お昼の後は長崎大の手術見学に参りました。卒後6年目の先生が、腹腔鏡下左副腎摘除を執刀されている様子を見学し、その術中の様子につき議論をしておりました。

自分が手術室内は事前に許可されたカメラでのみ撮影が許されているようで、その様子は残念ながらお見せできません。

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手術見学の後は18時より勉強会が行われました。(演目は前回の田中晴郎先生のブログ記事をご参照下さい)
慈恵チームからは我らが三木部長、岩谷先生が演者として、座長として木村高弘准教授がっご出演なさいました。

殊、岩谷先生に関しましては、自分の1学年上にあたる先輩なのですが、1学年しか違わないのに関わらず、自分で執刀した手術につき、大勢の外部の先生の前に出し、素晴らしいプレゼンをし、議論をする、と、だいぶ遠い所で活躍されている姿を拝見し、眩しくて憧れるような、少し悔しいような、そんな感情を抱かせてくれる、素晴らしい発表を行われておりました。

その後懇親会が行われ、この写真では大阪市大・山崎先生と癌研有明・駒井先生が勉強会で発表したスライドを私に勉強用に下さっている写真です。

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気さくにもこういったお願いを聞いて下さったこと、改めて感謝申し上げます。

スター・三木先生は懇親会でも大人気で絶え間なく色々な先生方に囲まれておりました。

大体酔って覚えていないと仰る慈恵の頭脳・木村先生の話術に魅了され、そして柏の最終兵器・田中晴郎先生は長崎でもサービス精神旺盛でオーラを展開されていらっしゃいました。

人見知りの自分ですが、また新たに長崎大、大阪市大の先生方と交流でき(最初おとなしくすぎて部長に叱られながらですが。。)、とても素敵な経験です。

3/30は長崎観光を行いました。

朝11時、1食目から揚げ物+ピラフ+ナポリタンという破壊力満点のトルコライスを頂き、昼過ぎから遊覧船に乗り軍艦島に上陸(あれは炭鉱ノスタルジーに大正期から始まった日本発のニュータウンが乗っかった、産業トルコライスという理解でよろしいでしょうか?)、全員でスーパー銭湯に入浴し、19時長崎発の飛行機で東京に帰って参りました。

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諸々まだまだ言いたいこと、感謝を申し上げたい先生方もいます。ただこの辺で終いにしましょう。結語は「行ってよかった」、その一言です。
それでは皆様、よしなに。

江井

 

 

江井先生、ありがとうございます!

下痢マッチョ岩谷先生は3月いっぱいで異動となり、最後に素晴らしい会の思い出を残してくださいました。

自分も参加いたしましたが、本当に良いひと時でした。心から、長崎に行って良かったと思えました!

皆様、お疲れさまでした。今後ともよしなに。

2019.04.07更新

先月、ヨーロッパ泌尿器科学会がスペインはバルセロナで開催されました!

当科からも柳澤先生、高橋先生、江井先生、佐野先生が参戦!

佐野先生から学会記を頂戴いたしました~!

以下本文です!

 

 

34th Annual EAU Congress BARCERONA

レジデント1年目の佐野と申します。お初にお目にかかります。
3月15日から19日までバルセロナで行われたヨーロッパ泌尿器科学会:European Association of Urology (EAU) 2019に柳澤先生と高橋先生、江井先生、そして研修医の山下先生、福田先生、高見澤先生とで参加してきました。

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まずバルセロナ空港から宿泊ホテルまで地下鉄で移動したのですが、さっそく高見澤先生が3人のスリに襲われました。かなり刺激的な街のようですね。


学会初日は柳澤先生の発表まで少し時間があったので企業ブースでダヴィンチを操作してわちゃわちゃしたり、3Dラパロで縫合の速さを競い合ったりと楽しく過ごしました。
午後に柳澤先生の発表がありまして、Jikei柏そして日本を代表して『 The pathological diagnostic convenience and accuracy of en-bloc TUR specimen : Analysis of 10 pathologists 』の演題で流暢な英語で発表されました。

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その姿は本当にカッコよく、誇らしく感じました。発表の最後で『 To the world 柏から世界へ』のスライドが出たときはかなり痺れました。

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質疑応答では英語で「そんなくだらない質問するな。おととい来やがれ。」
(翻訳:佐野)と相手にグゥの音も出させず、ギタギタにしていました!
というのは冗談で、激しい議論を交わしていたのは間違いないです。
我らが頴川教授と食事会もあり、教授からの貴重なお言葉一つ一つしっかりと受け止め、日々精進していくと誓いあったのは言うまでもありません。
「どんどんやりなさい」これに尽きます。

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観光ではバルセロナが誇る天才建築家ガウディの世界遺産カサ・ミラとグエル公園、そしてサグラダファミリアにはさすがに行って来ました。

カサ・ミラは実はマンションなんですね。

グエル公園内ではモニュメントゾーンのチケットが早々に売り切れ見学できなかったり、サグラダファミリアではあまりの美しさに皆さん物思いにふけていると、塔へ昇るエレベーターの時間が過ぎてて昇れなかったりとちょっとしたトラブルもありましたが、まぁ楽しければ全て良し。

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他にはカタルーニャ音楽堂やバルセロナの旧市街地にも行きました。
食事はどこも美味しく、お酒を浴びるように飲んで、とにかく一番元気だったのは柳澤先生でした。
最後に留守中柏を守って下さった三木先生をはじめ大林先生、田中先生、岩谷先生、大塚先生、皆さん本当にありがとうございました。最高の旅でした。

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それではみなさん、よしなに。
佐野

(何も伝わらない文章ですみません)

 

 

いやはや、充実したひと時を経験されたみたいで何よりです!

ヨーロッパの大都会でも存在感を見せつけてくれました!

う~ん、ぼくも柏のシティボーイとして世界に攻め入りたいものです。

カシワ トビダス ユメツクル!

2019.03.13更新

インドでの学会記を高橋先生から頂きました!

以下、本文です。

 

 

USICON2019

ナマステ〜高橋です。
1月23日から28日まで本院の頴川教授、岩本先生と一緒にインドブバネーシュワルで開催されましたインド泌尿器科学会USICON2019、そしてインドベロールにありますCMC hospitalで開催されました講演会に参加してきました!

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学会参加は濃霧の影響などもあり日本を発ってからインドのホテルに到着するまで約30時間という、同じアジアを移動してきたとは思えない長旅で始まりました。

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USICON2019はインド人ならでは白熱した討論が繰り広げられており、そんな中、頴川先生はPlenary SessionとLaparoscopy Sessionで、アジアにおける前立腺癌治療の今後の展望、前立腺全摘における神経温存のためのlayerの取り方について発表されており、学会から表彰されていました。

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学会会場にはアメリカやヨーロッパの著名な先生も多くいらしており、インド泌尿器科学会の勢いおよびその医療レベルを感じさせられました。

CMC hospitalでの講演会では、泌尿器科医だけでなく放射線科医、腫瘍内科医が一堂に会し、多くの診療科の視点からたくさんの意見が飛び交うものでした。会の最中に突然頴川先生からのパスで意見を求められ、大量の汗をかいたのは内緒です。

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講演会の合間で病院見学の機会も頂戴し、手術室の見学もさせていただきました。腹腔鏡手術2列を含む3列で手術が行われており、インドならではの手術手技を見学できたのも貴重な経験でした。

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郷に入っては郷に従うべく、インド人スタイルを重視し、毎日朝昼晩カレーを食べ、裸足のままコンクリートの道路を歩き、インド人に笑われながら素手でご飯を食べるという、非常にエキサイティングな学会参加でもありました。

今後も世界から刺激を受け、それを日常診療に活かしていきたいと思います!

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それでは皆さん、よしなに。

高橋

 

 

アジアでの存在感が一層増したことだと思います!

僕はインドの印象はカレーとヨガ、有名人と言えばガンジーとダルシムくらいしか知らなかったので非常に新鮮に感じられました。

仲間を通じてどんどん見識を広げていきたいものですね。

ナマステ ナマゴミ ナマママモー!

2019.03.05更新

タイトルの通り、中国から学会の誘いがあり三木先生、柳澤先生、岩谷先生が参戦!

世界をまたにかけた活動が多くて胸が熱くなるのだぜ。

岩谷先生からの投稿です! ではどうぞ!

 

 

OLYMPUS 主催 NBI 10year
CYF Road Show
中日第一回 軟性膀胱鏡技術交流会

こんにちは!岩谷です!

2019年2月28日から3月2日まで、三木部長、柳澤副部長と一緒に中国 江蘇省南京市へ、日本と中国の軟性膀胱鏡の技術交流会にいってきました!

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中国では硬性膀胱鏡の使用が主流であり、軟性膀胱鏡はあまり普及していないという日本とは全く異なる現状だそうで、今回は患者さんにとってより痛みがなく、安全に行える軟性膀胱鏡を広めるという大きな責務を担って中国で交流会を行いました。
会は予想以上の盛り上がりを見せ、参加された先生方は50人程度いらっしゃったのではないかと思います。

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中国からは南京医科大学第一附属医院 江蘇省人民病院の呂強先生を初めとした、中国泌尿器科会の第一人者の先生方が参加されました。

まずは慈恵医大柏病院の発表です!

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三木部長は慈恵医大泌尿器科の歴史、日本の泌尿器科手術の現状と、膀胱がん、前立腺がんの骨盤内センチネルリンパ節に関する講演について発表されました。
深い解剖学的知識をベースとした郭清の理論的な手順に対して、中国の先生方からもたくさんの質問をいただきました。

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柳澤副部長は膀胱鏡の歴史、軟性膀胱鏡の使い方などに加え、膀胱腫瘍の一塊切除(通称 En-block TURBT, TURBO)の手術方法、病理学的知見におけるその優位性について講演され、三木副部長同様、非常に興味を持たれていた様です。

実技
午後にはHANDs ONとして実際に膀胱の模型を使って軟性膀胱鏡を試してもらいました。
実際にやってみると意外と操作が難しいのか、最初は中国の先生方も苦戦していた様ですが、徐々に慣れるとスムーズに操作できるようになり、最大の特徴である膀胱の入り口を見返して見ることができることには非常に興味を持たれていました。
私の仕事は膀胱鏡操作の講師だけでしたが、これほどまでに興味を持たれるとは思っておらず、非常にやりがいを感じました。


江蘇省人民病院の先生方のご講演では、泌尿器科の手術件数が一年間に5000件を越すということで、その圧倒的な差に驚くと同時に、もっと質を高めた医療をできるようにしていかなければと危機感を覚えました。

病院見学もさせて頂きましたが、泌尿器科の研究、検査、小手術を全て外来で行うことができ、環境面での整備もしっかりとされている印象でした。


また三木部長は日本代表として、中国のテレビ局から取材を受けていました。

TV
夜は宴会を開いていただきましたが、白酒という中国の地酒のせいでなにも覚えていません。
翌日も案の定お酒と中華料理で下痢マッチョと化してしまい、ほろ苦い帰国となりました。

party

これからも中国を初めとした新しいつながりをどんどん切り開いていければと思います!

主催してくださったOLYMPUSの方々には本当に感謝しています。

世界から柏へ。を体現するため、これからも我々は積極的に活動していきますので皆様どうぞよろしくお願いいたします。

わーい

それではみなさん、よしなに。

岩谷

 

 

充実していたようで何より! 下痢マッチョ岩谷先生の熱い思いが長文から伝わりました!

うんうん! ダンベル、ダンベル!(訳:めでたしめでたし)

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